台湾旅行中、空港から目的地まで行く時や、ちょっと遠出する時に欠かせない移動手段が「台湾鉄道(臺鐵)」。
いざ調べてみると台湾鉄道の路線図が見つけにくかったり、列車の種類や切符の買い方がわからなかったりと、戸惑う方も多いのではないでしょうか。
めいめい悠遊卡(ICカード)は特急でも使えるのかな?



駅の電光掲示板を見ても、どの列車が目的地に行くのか分からないよー
私自身、台湾鉄道の路線図が見つからず検索に時間がかかったり、日本の電車とは乗車料金の考え方が違うなどで、しばらくはよくわからないまま台湾鉄道を利用していました。
台湾鉄道を何度も利用し、台湾の友人に普段どの様に利用しているのかを聞き取ることで、うまく使いこなすポイントがわかってきました。
台湾鉄道は
この3つを知ることがポイントです。
「きっぷはどうやって買うの?」「どの列車に乗ればいいの?」疑問を解消して、台湾鉄道の旅を楽しめるように、写真付きでていねいに解説していきます!
- 台湾鉄道の列車の種類と特徴
- 台湾鉄道の路線図と乗りたい列車の調べ方
- きっぷ購入と列車の乗り方
- ネット予約



台湾鉄道を使いこなして、時間の無駄なく楽しく旅をしたいですね!
台湾鉄道を知る!! 列車の種類やきっぷのしくみ


台湾鉄道の列車の種類と特徴 自強号、区間車など
台湾鉄道の車両は、特急から普通車までいくつか種類があり、速度や料金、設備が異なります。
▼列車別に特徴や違いをまとめてみました!
| 列車種別 | 日本で相当する種類 | 速度 | 座席 | 料金 | ICカード利用 | 大型荷物置き場 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 普悠瑪號・太魯閣號 | 特急 | →→→→ | 全席指定 | ★★★ | × | ○ |
| 新自強號 | 特急 | →→→→ | 全席指定(※) | ★★★ | × | ○ |
| 自強號 | 特急 | →→→ | 全席指定 | ★★★ | △ | × |
| 區間車・區間快車 | 普通・快速 | → | 自由席 | ★ | ○ | × |
| 莒光號 | 急行 | →→ | 全席指定 | ★★ | △ | × |
- 特急は名称が違っても同じ料金。
- 特急はほぼ全席指定(自由席車両があるのは一部列車のみ)。



新自強號など新しい列車が増える一方で古い列車は消えつつあります。莒光號は2024年に廃止が決まり、本数が少なくなっています。
台湾鉄道の「きっぷのしくみ」と「悠遊卡(ICカード)」利用
日本で特急列車に乗る時は、乗車券と特急券を別々に購入することが多く、ICカードを乗車券とし使用することも多々あります。
▼台湾鉄道ではきっぷのしくみが日本とは異なります。
- 特急に乗るときは特急料金が含まれた乗車券を購入します。
- 悠遊卡など(ICカード)で特急はほぼ乗れない。
- 悠遊卡など(ICカード)を乗車券として使い、特急券のみを購入することはできません。
このしくみをわかっておくと、きっぷを購入する時に戸惑うことは少なくなりますね。



區間車は悠遊卡などのICカードを使うと料金割引があったのですが、2024年に割引廃止になりました。
台湾鉄道の特急(自強号など)の座席指定と座席番号


特急のきっぷを購入すると、座席指定ができないこと、複数人分購入すると座席が連番になっていないことに気づきます。



え、座席指定ができないの?
▲上の図のように、座席は両窓側から数えていきます。
- 台湾鉄道の特急きっぷは自動で座席が決まるので、座席指定ができません。
- 台湾鉄道の列車座席は日本とは異なり数字のみ、その数字も端から連番ではありません。



購入したきっぷの番号が連番でなくても、隣同士であることも。
自動で座席が決まってしまいますが、早めに、一度まとめてきっぷを買うことで近くの席にはなるようです。
またネット予約であれば窓側か通路側かの指定はできます。
台湾鉄道の路線図


台湾鉄道の路線図を見たくて色々探しました。
台湾鉄道公式サイトで路線図見つからず。Googleマップでは地下鉄の路線図は見れるものの、台湾鉄道や新幹線の路線図は見ることができません。
路線図が見れるアプリもありますが、それだけのためにダウンロードするとアプリがどんどん増えていってしまいますよね。



見やすく、便利なのは「ひまわりデザイン研究所」さんか「Apple公式マップアプリ」の路線図!!
「ひまわりデザイン研究所」さんの台湾鉄道路線図


「ひまわりデザイン研究所」さんのホームページに、日本鉄道路線図風の「台灣鐵路路線圖」があります。台湾全土、地下鉄やライトレールも載っていて、とてもわかりやすい路線図です。
営利目的以外であれば無料でダウンロードできます。
Apple「マップ」を路線図として使う


Appleのスマホやパソコンを持っている方であれば、「Apple公式マップアプリ」で台湾鉄道や台湾新幹線の路線を見ることができます。
今回はわかりやすい高雄駅周辺を見てみます。
赤と黄色は地下鉄、緑はライトレール。青が台湾鉄道、オレンジと白のしまの線が台湾新幹線です。
使い方はアプリを開き、マップの右上にある四角(矢印の上)をタップし、「交通機関」の地図を選択します。
あとは見たい場所を検索し路線図を確認しましょう。
台湾鉄道の時刻表 Googleマップで乗りたい列車を検索


台湾鉄道の乗車時刻を調べたい時はGoogleマップが便利で、時刻表として使用できます。
今回は、「台南駅から高雄空港までの電車時刻を検索する方法」で紹介します。


Googleマップアプリを開いて、目的地の高雄空港を検索。高雄空港の「経路」をタップします。
画面が変わったら、出発地(台南駅)を入力し、台南駅を選択します。


次に利用したい交通手段をタップし(赤丸)、日時を選んでいきます。


今回は8月24日12時到着で検索。


以下のように検索した日時に合う列車が出てくるので、それをタップするとさらに詳しい情報(乗り換えなど)を見ることができます。





Googleマップでは交通機関の検索条件が「最適化」されているため、区間車が出てこないことがあります。その時は「フィルタ条件」内で「最適化」→「料金が安い」に変更してみましょう。
「台湾鉄道公式ホームページの照会」、「Appleのマップ」などでも検索できます。



台湾鉄道だけを検索するのであれば、「台湾鉄道公式ホームページの照会」も便利です。
台湾鉄道きっぷの買い方と乗り方


台湾鉄道のきっぷ購入方法 自動券売機がおすすめ
台湾鉄道のきっぷは以下の方法で購入できます。
- 駅の自動券売機:画面操作で購入(日本語対応あり)
- 駅の窓口:駅員に行き先と列車種別を伝える
- ネット予約:公式サイトやアプリから(コンビニや駅自動券売機で発券)
- ICカード(悠遊卡など)を使用:區間車・區間快車は使用可



ネット予約や自動券売機の操作に自信がないから、駅の窓口が確実かな・・・



列車の特徴がわかっていたら、自動券売機でも大丈夫!日本語にも対応しています。自動券売機に挑戦してみましょう!
台湾鉄道 自動券売機での買い方
駅にある自動券売機は日本語対応が選択できるので、窓口で駅員から買うよりもハードルが低く簡単に買うことができます。
▼自動券売機の画面は日本語対応ですが、それ以外の操作場所は中国語と英語なのでこちらを参考にしてください。


自動券売機の画面をタッチすると購入選択画面に切り替わります。
今回は「当日券クイック購入で、高雄駅から台南駅までのきっぷを購入」します。





ここで言語を日本語選択します
「当日券クイック購入」をタッチすると、出発駅と到着駅の選択画面になるので、出発駅と到着駅を選択。


現在時刻から乗れる列車が画面に提示されます。
特急(自強、普悠瑪)は車種が違っても料金は同じです。


一番早い時間の「11:58発の自強」を選択しました。
乗りたい列車をタッチすると、画面が変わるので購入枚数を入力し、OKをタッチ。


座席選択画面に変わりますが、台湾鉄道の特急は基本座席の指定はできません。
「指定しない」を選択します。
※親子車両は12歳以下のお子様との乗車、もしくは妊婦さんが乗れる車両です。





台湾鉄道は座席指定ができないこと、自由席がないことを知っておくと、ここで迷いません(自由席がある列車であれば「自由席」が表示され選択できます)。
次の画面で予約した列車が表示されます。座席も自動で指定されています(赤丸)。
複数買うと座席が連番にならず心配になるかもしれませんが、上記の「特急の座席指定と座席番号」を参照にしてください。


チケット内容を確認してOKをタッチすると、料金確認画面に変わります。
支払い方法を選択し、料金を支払うときっぷが発行されます!





ICカードできっぷを購入することはできません。自動券売機ではチャージできるのみです。
台湾鉄道の乗り方 きっぷと電光掲示板を確認しよう
まずは乗車する列車が到着するプラットホームを改札口で確認します。
▼自動券売機で先程購入した「11:58発の自強」が、改札口の電光掲示板に表示されています。
「月台」はプラットホームの意味なので、「2A」のプラットホームを目指します。


きっぷにQRコードがあるのでQRコードをかざして改札口を通過。
2Aのプラットホームに到着。


(別の日の写真になりますが)きっぷとプラットホームの電光掲示板を照らし合わせると「176次」「12:55発」「自強」が一致。


▼プラットホームの上に示されている数字が車両番号になります。
きっぷと一致する番号まで移動すると、すぐ乗車する車両に乗ることができます。


普通列車(區間車)に乗る時は、どの列車に乗れば「目的駅」に行くのかを調べる必要があります。「台湾鉄道公式HPの照会」や「路線図」と電光掲示板の列車の行き先が合致するのかを確認します。



台湾鉄道は台湾をぐるっと一周しているので、主に時計回りと反時計回りでプラットホームが分かれています。



例えば、高雄駅から「台北行き」は時計回りと反時計回りがあるので、電光掲示板の台北の文字だけを見て乗ってしまうと、台湾の東側を経由して遠回りになることがあるので注意してくださいね。
- きっぷは自動券売機が便利(日本語対応)。
- 特急のしくみをわかっておくと(全席指定、特急は特急券と乗車券で分かれていない)迷わず簡単に購入できる。
- 區間車に乗る時は目的駅に行く列車かを電光掲示板と路線図等で確認しておく。
台湾鉄道ネット予約 公式HPは日本語対応できておすすめ


台湾鉄道の特急は土日になると混雑するので、前もって予約しておくほうが安心です。
駅に行って前もって購入することもできますが、ネットで予約をすると楽チンです。
台湾鉄道の公式アプリ「台鐵e訂通]は見やすいのですが、中国語と英語対応のみで、日本語に切り替えができません。



台湾鉄道公式ホームページは日本語で予約することができます!
台湾鉄道の公式ホームページを開いた画面から照会(調べたい駅や時刻を入力)ができ、そのまま予約に進むことができます。
- 土日に特急に乗りたいのであればきっぷを予約する方がベター。
- 台湾鉄道公式ホームページの「国営台湾鉄道路株式会社」は日本語で予約ができる。
台湾鉄道よくあるQ&A


台湾鉄道を知れば、充実した旅を楽しめる!


台湾鉄道の特急券の買い方やわかりやすい路線図を知ることで、台湾鉄道の旅をより簡単に充実して楽しめるようになります。



私もこれからは台湾鉄道の「騰雲座艙(新自強号のビジネスクラス)」や「藍皮解憂號」など色んな列車にも乗ってみたいと考えています!!
皆さんも台湾鉄道に乗って、綺麗な景色をゆっくり眺めたり、台湾弁当を味わったり・・・
台湾鉄道の旅を楽しんでくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございます!





