台南に来たら外せないグルメのひとつが牛肉湯。
その日にさばいた新鮮な牛肉を熱々のスープにさっとくぐらせる独特のスタイルは、他の地域ではなかなか味わえません。
台南にはたくさんのおいしい牛肉湯店がありますが、今回おすすめは阿蓮牛肉湯-台南公園店。
実際に食べてとてもおいしく、環境もいいなあ、と感じました!
牛肉湯を注文すると無料で牛肉燥飯が食べられるのもうれしい!!

本店が台南郊外の新化地区にあるお店が、台南中心部にも進出しました!

日本語対応の券売機があって、広くて清潔感もあり、初めての方や女性でも入りやすい!
ぜひ台南に来たら阿蓮牛肉湯-台南公園店でおいしい牛肉湯を味わってください!
お店の特徴

阿蓮牛肉湯とは
女将さんが台南の「新化地区」で苦労して創業した「阿蓮牛肉湯」。
「新化地区」でも評判だった牛肉湯店の2号店が台南の中心地、「公園路」沿いで開業しました。
新化地区で評判の女将さんの味を、息子さんが大事に引き継いて営業されています。
お店の雰囲気

新しい牛肉湯店とあって、清潔感があり、ゆったりとした空間がとられています。
ひとり、ふたりで食べられる席もあって、ひとり旅でも気兼ねなく食べられるのも嬉しい。

クーラーが効いた室内で食べられるのも(ここ重要! 笑)、暑い台南で観光する旅行者にとってはホッとできる場所です。
とはいえ、営業中はわいわいと賑わっていて活気がある店内。
地元の方が美味しさを求めてやってくるのがわかります。
お店の混雑状況
こちらのお店は午前11時からオープン。並ばずに入りたかったので、開店早々に入店しました!
次から次へとお客さんはやって来て、正午前には満席に。
夜も家族連れや旅行者で賑わいます。
開店直後や、昼夕の食事時間帯をずらせば比較的スムーズに入店できると思います。
メニュー

牛肉湯はもちろん、牛肉の炒め物や冷菜など、いくつかのメニューがあります。
牛肉湯もいくつか種類があり、どれも食べてみたくて迷ってしまいます。
なんと阿蓮牛肉湯では牛肉湯を注文すると、白飯や牛肉燥飯が無料で食べられます!!!!!
注文方法
お店の入り口横に窓口がありますが、持ち帰り用でした。
記入できるメニュー表が入口にありますが、店長がここで注文するんだよ、と店内の自動券売機に案内してくれました。

まずは席に着いて、テーブル番号を確認してから券売機で注文し、支払いを済ませます。
券売機は日本語対応もしてるので、中国語がわからない方でも安心。
出てきたレシートを渡す必要はなく、席に着いていれば店員さんがテーブル番号を確認して、注文したメニューを持って来てくれます。
おすすめメニュー

今回は「極品牛肉湯」と「炒青菜」を注文しました(肉燥飯が食べられるので、充分なボリューム)。
牛肉湯は何種類かありますが、「極品牛肉湯」の小椀が一番売れている印象です。
複数人で来る方は「青菜炒牛肉(青菜と牛肉炒め)」や「涼拌(牛肉の冷製)」、卵焼きなど色々と注文していました。
食器や調味料は壁側にあり、自分で取りに行きます。無料の肉燥飯も自分でよそうスタイル。

テーブルは台湾でよく見かける「ミシン台」を利用していて、かわいい。
台南は美食の街。私の場合は他にもたくさん食べたいものがあるので、今回もたくさんは注文せず、さっと食べられる程度にしました。
食べてわかった、味付けと特徴

牛肉はそのまま食べるのもいいですが、針生姜と甜辣醤を付けておいしくいただきます。
牛肉湯は時間が勝負!生肉にさっとスープ(湯)をかけて持ってきてくれるので、素早く食べます!!
柔らかくて、牛肉の味がしっかりと感じられておいしい!!
牛肉湯の牛肉の味は、日本では味わうことができないといつも感じます。
スープも少し甘めですが味に深みがあって、おいしくて全部飲み干してしまいました!

帰国後少し調べてみたのですが、こちらのスープは数種類の漢方薬や自家栽培のサトウキビ、りんごや玉ねぎなどを煮込んでいて、本来の牛骨の旨みと合わさって特別な味を出しているとのこと。おいしいわけですね!
「牛肉燥飯」は、鍋に入っている肉燥を見て油っこいかなと思いましたが、食べてみると肉を味わうというより、肉の旨さがしみ込んだタレを味わうのだ!と納得しました。おいしかったです。
涼しい店内で食べた後もゆっくりできて、とても満足。おすすめの牛肉湯店でした!
基本情報
阿蓮牛肉湯-台南公園店
営業時間:11時〜深夜0時
定休日:月曜日