台湾に入国する際には「台湾入国カード(入境登記表)」に必要事項を記入し、空港到着後に空港の入国管理カウンターで入国手続きが必要になります。
記入・登録方法は以下の3パターンになります。
- 台湾渡航前にオンラインで「台湾入国カード」を記入し登録する
- 機内や空港でQRコードからオンラインで「台湾入国カード」を記入し登録する
- 機内や到着空港で手書きの「台湾入国カード」を記入
上記の3パターンの中で、おすすめは「台湾渡航前にオンラインで記入し登録する」です。
「手書きで記入」することや「QRコードから入力する」場合、慣れていないと機内や空港で時間を取られてしまったり、焦って記入や登録に失敗することに繋がってしまうこともあります。
渡航前の落ち着いた環境で「オンラインで台湾入国カードを記入して登録」することで、手間や時間がかからず、スムーズに入国できます。
2025年10月から手書き登録は廃止されることが決定しています!
初めての方、年配の方でもわかるよう「台湾入国カード」のオンライン登録方法をていねいに解説していきます!

手書きがなくなってしまうのね、オンラインでうまく登録できるかなあ

オンライン登録でも失敗しないよう解説していきますね!
ー オンライン登録 ー
「台湾入国カード(入境登記表)」
リニューアル版 台湾入国カード変更点
2025年5月から台湾入国カードのオンライン申請が変更されています。
旧版との違いは以下の通りです。
- 申請が台湾入国の3日前からのみに(以前はいつからでも申請できた)
- 画面がリニューアル
- 登録までの手順(メール認証後、入力へ)
- パスポート画像をアップロード(撮影)し、一部自動入力できるように
- グループ登録機能が追加
登録前の準備(調べておくこと)
- パスポート
- 航空便名がわかるフライト予約確認書→CI177、MM032 のような英語と数字が「便名」です。
- 宿泊ホテル名(英語記載)→日本語や中国語で書かれている場合はGoogleマップやそのホテルの公式サイトを見ると英語名が記載されています。
複数箇所泊まる場合はどれかひとつで大丈夫です。
これらは入力内容になるので、事前に用意しておくことで手を止めずスムーズに入力できます。
オンライン登録の流れと注意
登録までの流れ
リニューアル後手順が変わりました。
メール認証後、情報を入力していきます。
- ①メール認証
- ②旅行者情報を入力
- ③入国情報を入力
- ④レビュー(入力した内容を確認)
- ⑤記載内容の同意と登録
- ⑥登録完了、「ARRIVAL CARD(PDF)」のメールが届く
オンライン登録注意点
2025年5月からのリニューアル版より申請時期が変更されました。
オンライン登録は、台湾入国の3日前からのみ申請可能です。
但しオンライン登録なのでネット環境も考慮し、慣れないうちは出発空港でギリギリではなく、在宅で落ち着いて行うことをおすすめします。

▲台湾電子オンライン登録のページを開くとこのような画面になります。
言語選択で日本語表記にもできます。
クリックすると次の画面では入力時の注意点が記載されています。
入力時の注意点
(日本人向けに抜粋)
台湾地域に国籍のない国民の全ての旅行者は台湾入国カードの提出が必要です(台湾の居留ビザ、居留証(ARC)、台湾が発行する外交官員を除く)
カード提出に関して
・台湾入国カードは正確に記入してください
記入内容に誤りや漏れがある場合は、登録ページに再度記入をして送信してください
・台湾入国カードの「英語姓名」欄にはローマ字とスペースのみ入力できます
その他の記号は入力しないでください
中国語で記入することを選択した場合は繁体字中国語のみで記入できます
・台湾入国カードが記入され提出されると、確認メールが届きます
(入力したメールアドレスが正しく有効であることを確認してください)
・入国管理官は必要に応じてさらなる確認のためにメールの提示を求める場合があります

登録前の準備と注意点はしっかり読んで進めてくださいね
注意事項を確認後、ページ下の STARTをクリックすると「メール認証」画面になります。
オンライン台湾入国カード入力へ
メール認証

▼メールアドレス入力後「確認コードを送信」をクリックするとメールが届きます。

メールに記載されている「認証コード」をコピーし、入国カードの「メール認証」画面に戻って貼り付けます。

「確認する」をクリックすると「旅行者情報入力」画面になります。
旅行者情報入力(パスポートアップロード、ビザ、地域コード、電話番号、職業など)
パスポートを撮影してアップロードします。
スマホであればパスポートを撮影。
パソコンであれば前もって撮影したパスポートの写真をパソコンに移し、アップロード。

▼パスポートをアップロードすると以下の画面に情報が自動で入力されます。
パスポート記載内容以外は入力していきます。
パスポートをアップロードしない場合は必要項目を(*)入力(パスポートと同じ字体で)。


入国情報入力(便名、出発日、渡航目的、ホテル)
旅行者情報を入力し、次に進むと「入国情報入力」画面になります。
間違いの無いよう、ひとつづつ入力していきます。

レビュー(入力した内容を確認)、記載内容の同意と登録
入国情報を入力後、次に進むと「レビュー」画面になります。
入力内容に間違いがないかしっかり確認しましょう。

「登録」ボタンをクリックすると登録完了メールが届きます。
登録完了後に届いたメール

メールの英文
「送信が完了しました。台湾滞在中はこの承認書をダウンロードして印刷することもできます。入国カードはビザではありませんのでご注意ください。台湾入国カードをご利用いただきありがとうございます!」
と記載されています。

届いた「PDF(ARRIVAL CARD・バーコード付き)」をダウンロードして保存することやスクショすることをおすすめします。
入国管理官に提出を求められることがあります(私は今のところ提出を求められたことはありませんが、すぐに提出できるよういつもスクショしてスマホに保存しています)。
※メールが届かない、入力途中で失敗した場合は最初からやり直しましょう。
最新の内容が更新され、登録されます。
※登録終了後に内容を変更する場合は、トップページの「入国カードを編集(緑色)」をクリックし、「ARRIVAL CARD」に記載されている「Arrival Card No.」等を入力して変更します。
入国時は

- 台湾に到着
- 入国手続き(入境審查)←ここでオンラインで登録した「台湾入国カード」が確認されます
パスポート提示、顔と指紋登録 (手書きの場合はここで「台湾入国カード」を提出)。
入国管理カウンターでは、特にオンライン登録したことを申し出ずともパスポートを提出し、顔と指紋登録を受ければ通過できます。
尋ねられた場合は「オンライン」と伝えましょう。
念の為、登録時に届いたメールやPDF(ARRIVAL CARD)の提示を求められても提出できるようにしておきましょう。 - 預け入れ荷物の受け取り
- 税関検査(海關檢查)
パスポート提示と荷物のチェック。 - 台湾入国への出口へ

入国手続き(入境審査)が終わればひと安心ですね!
まとめ
2025年10月より「手書きの台湾入国カード」は廃止されることが決まっています。
最近は空港や機内で配布されないこともありますので(現地でQRコードを読み取り、オンライン登録する)、台湾渡航前にオンラインで登録することをおすすめします。
渡航前の時間がある時に余裕をもって正しく登録することで、焦らず、台湾到着後にも時間を取られずスムーズに入国手続きが完了します。
オンラインでの登録方法がリニューアルされ、以前より登録が簡単に、わかりやすくなりました。
特にスマホでの入力がしやすくなったと感じます。
初めて登録する時は難しいと感じるかもしれませんが、登録前の準備と、注意点、記入方法をしっかり読んで進めば、オンラインの登録も簡単にできます。
スムーズに通過して台湾旅を楽しんでくださいね!